緊急事態宣言前某日。

所沢方面でひとつ仕事の用事をすませた午後。

そういえば、昨年オープンした「ところざわサクラタウン」にまだ行ったことがなかったな、と思い立ち、散歩がてらふらりと行ってみることに。

どんな場所かあまりわかっていなかったんだけど、行ってみるとなんていうんだろう、空中に突然現れる古代都市みたいな感じで、なかなかすごい場所だった。

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しかも一角には人口の水辺がどーんとあって、そこで子供たちが水遊びをしたりしている。

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なんだか幻のような場所だな。コロナの影響がなければ家族で来て娘を遊ばせてやりたいし、ひとりふらりと立ち寄って、ここで缶チューハイでも一杯やるのも最高だろうなと思った。

確か、長く付き合いのあるKADOKAWAの編集さんたちが、「こんど本社が所沢に移転するんです」と言っていたのが2年ほど前だったろうか。今はみんな在宅ワークだろうけど、コロナが収束したら職場がここになるということなのかな? こんな場所で働くって、なんだか楽しそうだ。

で、このサクラタウンは「東所沢公園」という公園と隣接している。ついでにそちらにも行ってみると、なんと森のなかの小さな天国酒場といった趣のカフェを発見!

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「武蔵野樹林カフェ」

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近寄って看板を見てみると、所沢の大麦を使って作った地ビールの生が飲めるようだ。オーソドックスな「野老ゴールデン」(600円)と、その大麦を所沢の雑木林の樹林で燻製してから作ったという「野老ブラウニー」(650円)の2種類。せっかくだから、ブラウニーのほうをもらってみる。

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あぁ、これは、最高……。

こんな思い出をもっともっと作りたかったけど、それができない今年の夏だったな。いや、夏はまだもう少しだけ続くと思いこもう。

いよいよ今月末で長すぎた緊急事態宣言が明けそうだけど、はたして……。